デジタル印刷についての研究会。今回は、デジタルの意味を再認識すること、変容するプロラボの賢い利用、ユーザーのデジタルデータの扱い等をメインテーマとした。
飯島会員からデジタルとアナログ、�衙抛皀�ラーからプロラボ利用方法とフォトアルバム制作、そして�襯薀爛世�ら新製品「ライチョウ」が紹介された。
- アナログとデジタル
一般的に、デジタルはアナログより品質面で優れているという印象が強いが、事の本質からするとそれは間違いである。デジタルのメリットは、コストの低減、用途の多様化、操作性、情報の圧縮など、多岐にわたる。印刷業界においても、パソコン利用による制作が「卓上出版」と称されるように、少部数にも対応でき、誰もが発信者になれる時代が到来した。
- プロラボ利用方法とフォトアルバム制作
デジタルプロセスが主流になった現在、プロラボでは、フィルム原版もスキャニングによりデジタルデータ化した後、プリントする形態になっている。
プリントは、デジタル銀塩プリントと、インクジェットプリントの二つの方法が一般的。デジタル銀塩プリントは従来と同様の銀塩印画紙にレーザー露光を行ってプリントする方式、インクジェットプリントは細いノズル先端から圧力をかけたインクを用紙に吹き付けて印刷する方式である。デジタル銀塩プリントは優れた観賞品質を特徴とし、インクジェットプリントは多種多様な用紙や大きさへの対応力が広く、用途に応じて使い分けされている。
デジタルプリントのためのデータは、解像度に注意を払う必要がある。デジタル銀塩プリントの場合、プリンター解像度と同じデータの解像度が原則だが、1/2程度のデータでも実用的には十分な画質を得ることができる。小サイズプリントに用いられるQSSでは320dpi、中・大サイズプリントに用いられるラムダ(イタリア・ダーストフォトテクニック社製)では200dpiもしくは400dpiがプリンター解像度となる。インクジェットプリンターの場合は、インク粒の密度で階調を表現している都合上、実用上はプリンター解像度の1/4〜1/8のデータで十分である(例えば、1440dpi→360〜180dpi)。
デジタルプロセスのメリットとして、ネットサービスの利用が挙げられる。堀内カラーでは、ラムダプリントをインターネットで簡単に注文できる「ネットdeザ・プリント」、パソコンでレイアウト等を自在に編集し注文できる「ネットdeザ・フォトアルバム」、フレスコジグレーなどの特殊用紙プリントもインターネットから注文できる「ファインアート・プリントサービス」を提供している。フォトアルバムも、一般向けではなくプロラボとしてのサービス提供であるため、カラーバランスなど自動補正されない制作意図通りの内容で出力できる。
※参考リンク:�衙抛皀�ラー
- ラムダザック新製品「ライチョウ」
本体450gに軽量化された多目的サブザック。容積12リットル、ナイロンタフタ生地使用、カラーはネイビー・オリーブ・ブラックの3種類。山岳フォトやネイチャーフォトに最適で、三脚ケースとしても使用可能。
※参考リンク:ラムダザック
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